医師の紹介
副院長の紹介
2021年4月より、本庄医院副院長となりました本庄友行です。
本庄医院は、祖父が1951年に阪急王子公園駅前に開設し、父が1986年に継承した医院です。
70年にわたり「地域のかかりつけ医」として皆様の健康サポート・地域医療への貢献を目指してまいりました。この度、本庄医院の一員として新たな一歩を踏み出すことになり、責任の重さに身が引き締まる思いです。
祖父や父の思い・情熱を引き継ぎ、これまで以上に地域の皆様に貢献できる「かかりつけ医・ホームドクター」として、幅広い診療に取り組んでまいる所存です。
私は神戸大学卒業後、循環器内科医として国内外含め色々な病院で最新の検査や治療に携わってきました。
また、この数年は“予防”や“健康寿命”に着目し、心臓リハビリテーションに代表される運動療法や栄養指導にも力をいれてまいりました。
心臓病には様々なものがありますが、高血圧症・脂質異常症・糖尿病・メタボリック症候群などに代表される生活習慣病、タバコや睡眠時無呼吸症候群などが原因(危険因子と呼ばれます)の一つになります。
これらの危険因子を専門医としてきちんと管理することにより、私が着目する“病気の予防”・“健康寿命の延伸”につなげていきたいと考えております。
そのためにも、父が掲げる「患者さんに対し、やさしくて会話のあるクリニック」というモットーを胸に刻み、引き続き皆様に寄り添える医療を目指してまいります。
私はスポーツが大好きで、中学・高校は野球に打ち込み、大学では先輩に誘われウインドサーフィン部に入部しました。
その後も、野球、テニス、サーフィン、スキー、スノーボードといったスポーツを趣味として続けています。
本庄医院では、アスリートやスポーツ愛好家、部活動をしている学生さん達をサポートするために色々な活動を行なっております。
その一つとしてスポーツ内科外来を開設し、運動を通じた健康寿命の延伸だけではなく、選手の方々のパフォーマンス向上にも力を入れています。
これからも引き続き「かかりつけ医・ホームドクター」として、地域の皆様が人生を楽しめるよう、健康維持のお手伝いができれば幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。
本庄 友行
略歴
1993年 | 六甲学院高等学校(50期)卒業 |
2000年 | 神戸大学医学部卒業 |
2000年 | 神戸大学医学部附属病院研修医 |
2001年 | 三木市立三木市民病院(現:北播磨総合医療センター) 内科・循環器内科研修医 |
2003年 | 神戸大学大学院 循環器内科学講座(国立循環器病研究センター国内留学) |
2007年 | 神戸大学大学院 医学博士取得 |
2007年 | 三木市立三木市民病院(現:北播磨総合医療センター)循環器内科 |
2008年 | 神戸大学医学部附属病院 循環器内科 |
2009年 | 米国ロサンゼルス、Cedars-Sinai Medical Center, Heart Institute、博士研究員 |
2013年 | 神戸大学医学部附属病院 循環器内科 |
2015年 | 神鋼記念病院 循環器内科 医長 |
2021年 | 医療法人社団 本庄医院 副院長 |
取得資格
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
神戸大学医学博士
所属学会
日本循環器学会
日本高血圧学会
日本心臓リハビリテーション学会
日本臨床スポーツ医学会
受賞歴
2003年 | Complex Catheter Therapeutics (CCT) 2003、 “Award for Excellence” |
2009年 | 日本心臓財団・バイエル薬品海外留学助成 |
2009年 | 福田記念医療技術振興財団 国際交流助成 |
2011年 |
American Heart Association (AHA) Scientific Sessions、 “ATVB Travel Award for Young Investigators” “ATVB Early Career Networking Reception” |
2013年 |
High Blood Pressure Research (HBPR)、 “New Investigator Travel Award” |
2013年 |
International Society of Hypertension (ISH) New Investigator Symposium、 “New Investigator Award” |
2013年 |
American Heart Association (AHA) Scientific Sessions、 “ATVB Early Career Investigator Award” |
2014年 |
日本動脈硬化学会総会・学術集会、 “Best English Poster Award” |
内視鏡担当医師の紹介
ごあいさつ
この度、2024年4月より本庄医院に赴任することになりました山東功佳です。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。
私は、当院副院長である本庄友行先生と中学・高校を共にし、同じ医学の道を目指しました。2001年に産業医科大学卒業後、消化器内科を専門分野とし、一般市民病院、大学病院、健診センター(産業医)などで修練を積み、2007年に当院からすぐの神戸労災病院に着任しました。
まだまだ未熟であった私は、これ以上ない上司に出会い、医療知識や技術はもちろんのこと、教育や指導さらに業務統括や管理までたくさんのことを身につけることができました。
同時に当院院長である本庄昭先生から多くの患者様を神戸労災病院で診察する機会をいただきました。この17年の間その患者様方と接する中で、勤務医には分かり得ない、地域を支えている開業医の先生方の診療スタイルや考え方だけでなく、「一人一人の患者様を大切にする」という本庄昭先生の人間愛をひしひしと感じることができました。
これは私の大きな宝物となりました。
これから当院では、これまでの内科、循環器内科に加え、消化器内科診療、内視鏡センターが始まります。
高血圧、脂質異常症、糖尿病、心筋梗塞などの循環器疾患と関連の深い生活習慣病には、飲酒や喫煙、肥満などが引き起こす肝硬変(脂肪肝やNASH)やがん(大腸がん、肝臓がん、膵臓がん)などの消化器疾患も含まれます。
どちらも適切な生活習慣を維持することで予防することができます。
ただ内視鏡検査に対してまだまだ抵抗感を抱いている方は多く、兵庫県のがん検診受診率は全国平均を大きく下回っています。
早めに内視鏡検査をすることで、もし胃がんや大腸がんが見つかったとしても、早期であれば適切な治療により根治(完全に治る)することができます。
症状がある方のみならず、予防の観点からも特に働き盛りの比較的若い世代の方々にも安心して検査を受けていただけるよう、当院内視鏡センターでは、安全に、迅速に、楽に、快適な検査をお約束します。
最後に、副院長のかかげる“病気の予防”・“健康寿命の延伸”を大切にし、院長のモットーである「患者さんに対し、やさしくて会話のあるクリニック」を心に刻み、スタッフ一同、地域の皆様に愛される本庄医院でありつづけたいと考えております。
山東功佳
院長の紹介
本庄医院は、1951年(昭和26年)に父:本庄友三郎により現在の地に設立されました。
1986年(昭和61年)、私は父の医院を継承し、診療科目を現在の内科・循環器科とし、患者さんとの対話のある地域医療を目指してきました。
特に近隣の神戸労災病院や神鋼病院(現在の神鋼記念病院)、そして兵庫区の川崎病院とは密な連携を持ち、当院より紹介入院となった患者さんの病棟回診もさせて頂いてきました。
開業医の宝は、『優秀な病院医師とどの程度密に連携ができているのか』と考えて、現在は上記の病院だけではなく、神戸大学医学部附属病院・兵庫医科大学病院や神戸市立医療センター中央市民病院等の連携医としても頑張っております。
高血圧症・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病、種々の心臓病を中心に肝疾患や腎疾患等の外来診療をしていますが、入院や手術が必要になった場合は病院主治医と在宅主治医(本庄)の二人主治医体制を心がけて日々診療しております。
一方、高齢化社会になり、認知症や在宅医療の患者さんが増えてきました。
私が神戸市医師会会長の時に、神戸市医師会として認知症対策会議や在宅医療対策会議をスタートさせ、私もそれなりの意識とトレーニングをしてまいりました。現在では、これらの点においても本庄医院スタッフ等と共に力を注いでいるところであります。
『患者さんに対し、やさしくて会話のあるクリニック』が私のモットーです。
宜しくお願い申し上げます。
本庄 昭